LGBT専門相談窓口の設置を「検討」と初答弁

Bookmark this on Google Bookmarks

LGBT専門相談窓口の設置を検討と初答弁

img_0267
関西レインボーパレード2016にて

本日(2016年12月12日)の市民人権委員会において、LGBTなど性的マイノリティ専門相談窓口の設置を再度求めました。しかし、これまでの質問と違う点は、同委員会における正副委員長のリーダーシップで、視察テーマが「防災・避難運営マニュアル」と「ヘイトスピーチ・LGBT」として選ばれたからです。もはや私、一議員だけがこのことを考えているものでなくなったことを意味します。

img_0379

これまで堺市人権推進課は、市職員及び窓口相談職員へのLGBT研修を重ねると答え実施してきました。しかし、いつまでに専門相談窓口業務を実施するつもりなのか全く目処が立っていませんでした。慎重な姿勢を否定するものではありませんが、私は大綱質疑の場においても紹介した「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」が行った「LGBTの学校生活に関する実態調査2013」の結果を再度示しました。それによれば、「回答者の約7割が「いじめ」を経験し、その影響によって約3割が自死を考えたことがある」と結果が出ています。また、宝塚大学看護部の日高康晴教授が1999年から2005年の間に実施した「ゲイ・バイセクシュアル男性の自殺念慮と自殺未遂を示すインターネット調査」で、全体の65%がこれまで自殺を考えたことがあり、15%前後は実際に自殺未遂の経験があるということも当局へ示しました。

また、それら調査結果が明らかになった元で、平成24年厚生省「自殺総合対策大綱」の「教職員に対する普及啓発等の実施」の項において「自殺念慮の割合が高いことが指摘されている性的マイノリティについて、無理解や偏見等がその背景にある社会的要因の一つであると捉えて、教職員の理解を促進する」という一文が入っています。しかし、堺市自殺対策推進計画(第2次)(案)の庁議案件には、性的マイノリティ同様に生活困窮、虐待、ひきこもりへの対応が具体的に示されていませんでした。そこで、堺市在住のバイセクシュアルの中学校3年生、トランスジェンダーの高校3年生らの生の声も紹介しました。以上のことを示し当局に対応を迫り、教育委員会及び健康福祉委員会から「性的マイノリティについて記載をする」という答弁があり、市民へのパブコメ募集の前に一定の修正を加えることができていました。

img_1463-2

大綱質疑で得た答弁を元にして委員会質疑では、今この瞬間にも苦しんでいる当事者への対応として何かできる取り組みはないのかと、他の自治体が民間団体の力も借りていることも例に挙げて当局の認識を質しました。当局は「やる」とは言い切りませんでしたが、初めて「検討する」と一歩踏み込んだ答弁を返してきました!これは堺市議会としては本当に画期的な答弁です。次の議会も超党派で力尽くして頑張ります!

fullsizerender-15

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 活動報告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>