子ども医療費助成を高校卒業に!

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(続き)

さらに、大阪府歯科保険医協会の「調査報告」と東京都足立区の貧困対策問題の取り組みである「未来へつなぐあだちプロジェクト」で示されている「口腔崩壊」と「貧困」との相関関係を紹介しました。大阪府歯科保険医協会の調査報告では、「虫歯が10本以上あったり、歯の根しか残っていない未処置の歯が何本もあるなど、咀嚼が困難と見られる状態」を「口腔崩壊」としています。また「未来へつなぐあだちプロジェクト」次のように紹介されています。

「なぜ虫歯なのか?それは、虫歯のある子は、貧困家庭の小学生の場合、そうでない家庭の小学生に比べ約2倍となっているなど、貧困との相関関係が指摘されているからです。というのも、医者に連れて行くためには仕事を休まないといけないが、仕事を休むと収入が減るから、こういうことで医療ネグレクトにつながっているケースが多いためと言われています」

保険医協会は、平成28年11月に大阪府内の公・私立の小中高校の1,754校を対象に調査を行っています。(このうち小学校223校、中学校129校、高等学校64校の計416校から回答あり)

学校歯科検診を受けた子どもは198,622人で、そのうち32.3%にあたる64,135人が受診の必要があると診断されています。しかし、実際に受診したのは34.7%の22,251人のみ。何と未受診が65.3%の41,884人にのぼっていおり、口腔崩壊児童数は189校で663人もいます。このように未受診になる原因も詳細に調査されています。原因には、「保護者の子どもの健康に対する理解不足」「経済的困難」「共働き」などがあります。

保険医協会は、この調査結果を踏まえ、次の5点にわたる対策が必要だと課題提起しています。

①子どもの医療費助成制度は、18歳まで窓口負担を無料に
②口腔保健指導を抜本的に改め、歯科検診にかかる体制を強化する
③口腔内への健康意識の低い保護者や子どもへの啓蒙活動を強化する
④学校現場と行政・地域との連携、学校から歯科治療に直接つなげる仕組みを作る
⑤抜本的な貧困対策を講じる

日本共産党は、この提起に基づいて子どもの医療費助成を高校卒業まで拡充することを再度要望しました。当局の答弁は「年齢要件の拡大については、引き続き「子育てのまち・堺」の実現に向け、子育て支援施策全体の中で持続可能な制度として、優先順位を考えながら検討する」というものでした。

みなさん、検討結果が要望通りになるように引続きご一緒に声をあげていきましょう。

カテゴリー: 活動報告

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