公的書類・申請書から性別欄の削除を求めました。

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6月大綱質疑のもう一つのテーマは「LGBTなどの性的マイノリティーのうち、トランスジェンダーの方への配慮について」と題して取り上げさせていただきました。前回3月議会でこのテーマを取り上げてから、堺市内部には少しづつですが変化が見られるようになってきています。例えば、議会事務局調査法制課の新聞記事切り抜き資料にLGBT関連資料が多数見られるようになりました。これは竹山市長が「LGBTにつきまして、差別をなくすという観点から十分勉強してまいりたい」という姿勢が反映しているのではないかと推測できます。昨日(16日)の市民人権委員会で述べましたが、企業でも行政でもトップがいきなり施策を打ち出しても、全ての職員が一変して理解者になることは考えにくいのが現実です。このような地道で丁寧な取り組みなどを通じて名実ともにLGBTに理解ある堺市行政をつくっていきたいと思っています。

質疑の内容ですが、今回改善を求めたのは、「市民から受ける申請書や申込書、また市が交付する通知書や交付文書等」における性別欄の見直しです。実は、堺市は既に平成15年に性同一性障害当事者から「申請書に性別欄があるため窓口等で本人かどうか疑われたり、不審に思われるなど、つらい思いをしているので、申請書等から性別欄を削除してほしい」という申出があったので全庁調査のうえ、「堺市男女平等社会の形成の推進に関する条例」と「堺市個人情報保護条例」、国の法令等で性別欄を設けているものを検証し、平成17年4月現在で148件の性別欄を削除しています。

ところが、改めて全庁調査を私がしたところ、性別記入欄の廃止や性別を非表示とする等の配慮を予定する申請書等が全庁で56件あることが明らかになりました。

内訳は、市長公室が1件、市民人権局が5件、文化観光局が2件、環境局が6件、健康福祉局が22件、子ども青少年局が18件、教育委員会事務局が1件でした。

LGBT性別欄
↑上の画像をクリックすれば拡大されます。

当局はこういった実態に対して「今一度検証し、不必要あるいは必要性が低いと判断されるものについては削除するよう全庁に周知する」と答えましたが、非表示等とする予定時期は書類によって平成28年度、29年度となっているものがあるものの、大半は時期未定になってるので迅速な対応を求めました。 また、通知文なども作成した上で「ただ単に指示されたから削除した」というような対応でなく職員に問題の本質を理解してもらうことも合わせて求めました。

また、トイレの課題についても求めました。

既に報道されているように、住宅設備大手のリクシルとNPO法人虹色ダイバーシティが10代以上のLGBT当事者を対象にインターネット上でアンケート調査を行っています。624人から回答があり、その内、LGBTの52、7%、トランスジェンダーの69、9%が職場や学校でのトイレ使用時に「困る・ストレスを感じる」と答えた結果が出ています。このアンケート調査結果を示しながら、堺市が管理している公園トイレの表示を尋ねしました。

「堺市が管理する公園トイレ数は126箇所。その内、多目的トイレは73箇所。多目的トイレの表示はほとんど車いすマークになっている。」

とのことでした。そこで今後の対応を求めました。

「障害がある方や見た目では障害者と分からない方、トランスジェンダーの方にかかわらず、誰でも利用しやすいように、これまでの車いすマークに加え、公園内全ての多目的トイレに「どなたでもご自由にお使いください」という表示を6月中に設置する予定です」と前向きな答弁でした!!!

先般、5月の憲法週間に行われた堺市主催の映画上映会「チョコレートドーナツ」。多くの市民の皆さんが参加しておられました。FullSizeRender FullSizeRender

この時に回収していたアンケートの内容にどんなものがあったか尋ねますと好意的なものが多数あったものの中には「市職員にも勉強させてほしい」といった指摘もあったということでした。当局はその指摘に対して「今年度には、外部の講師をお招きし、人権相談を担当する市職員などを対象にした研修を実施します」とのことです。

堺市の取り組みは、まだ初歩的ですが決して後ろ向きではないことも感じています。多くの方々と力合わせて引き続き取り組んでまいります!

 

 

 

 

 

カテゴリー: 活動報告

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