中学校給食に託された思い。

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(続き) まず現状ですが、堺市では昨年の11月より中学校給食が選択制で開始されています。なお、2009年5月1日時点の文科省の調査結果では、全国の実施率は81.6%です。うち大阪府での実施率は7.7%でした。それから7年が経過し、2016年3月時点では、大阪府内の464中学校のうち339校で実施されています。実施率は73.1%です。実施35市町村のうち堺市をはじめ9市(約26%)は選択制です。一方、残りの26自治体は全員喫食で実施されています。

堺市の中学校給食の利用方法は、予約システムでの予約制です。利用するためにはシステムへの登録が必要です。それからコンビニかクレジットカードで予約前に給食費を支払います。その上でパソコンあるいは携帯電話から翌月分の予約をします。生徒は利用日に事前に配布された食券を持って給食を配膳室に取りにいくという流れです。とても手間のかかる面倒な方法です。 私は、まず昨年度分と今年度分の登録率と喫食率を尋ねました。教育委員会の答えは「昨年度の試行実施以降の生徒の登録率は約23%で、利用率は約8%。今年度現時点での生徒の登録率は31%で、4月・5月の利用率は約8%とのことでした。相当の差があり対策が求められるはずです。

直接、利用者に感想を聞くと、
①申し込み期日に間に合わなかった
②申し込み操作を間違えた
③預金残高が不足だった などを挙げられていました。ならば、「申し込み方法」そのものを見直すことが必要だと思いますが、教育委員会の態度は「周知に努める」と折角の利用者の声を汲んでくれませんでした。 そもそも「利用者が1部の生徒」になってしまうのは選択制だからです。喫食率の向上と食育を本気で考えるならば、全員喫食にする必要があります。

以前、堺市が行った「食に関するアンケート調査」によると給食の利点として、生徒・保護者・教職員が揃って挙げたのは、
①栄養バランスが取れている
②温かい物、汁物がある
③家族の負担が軽くなる ④家庭の経済状況に関係なく、みんな同じものを食べることができる、の4点でした。教育委員会はここに立ち戻って給食を実施すべきです。 また、給食代金はコンビニ支払いで、20食分6,700円もしくは90食分29,800円(いずれも手数料込み)です。

この金額が通帳に残高としてなければ生徒は給食をを利用できません。何らかの救済策が必要なのは言うまでもないことです。今議会で以前から要望してきた就学援助(入学準備金)の前倒し支給を「検討する」と答弁する場面がありましたが、中学校給食における就学援助の適応は未だ「課題の一つとして認識している」との答弁から進歩がありません。早く検討するぐらい言えないのかとただしました。加えて、小学校給食費の無償化の検討を重ねて要望しました。児童一人につき、月額約4,000円の出費は保護者にとって大きな負担です。5年生や6年生は、宿泊訓練や修学旅行の積立、卒業の積立など学校集金の金額は月の総額が1万円近くになります。

日本国憲法26条「義務教育は、これを無償とする」。憲法が堺市でも活かされるよう引き続き頑張ります!

カテゴリー: 活動報告

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