ともに生きていけるコミュニティづくり

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世田谷区役所でグリーフサポート事業について説明を受ける城、石本、森田

人口総数879,658人(H27年5月1日)の東京都世田谷区へ新年度から開始されている「グリーフサポート事業」について行政視察を行いました。

ところで「グリーフ」って???

私もグリーフとはなんぞや。から勉強を開始しているところですが、グリーフとは、その人の人生にまつわる様々な「喪失」を悼む感情です。別れの辛さや環境の大きな変化に戸惑い、傷ついていることから、心の問題だけでなく身体への影響が現れることもあります。

世田谷区は行政として高齢化や核家族化の進展、地域コミュニティの希薄化、自宅での看取りの減少など、現代においては身内の死を体験しないまま大人になることも珍しくない現状にあることを捉え、区民が適切な相談・支援が受けられる体制づくりとともにグリーフに対する理解を広めることを中心に事業を開始してます。私の知る限り行政が事業として行っているのは世田谷区だけだと思います。

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実際にグリーフサポートを行っておられる「グリーフサポートさたがや」さん(サポコハウス)にも訪問させていただきました。

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私は、LGBTなどの性的マイノリティの方々の人権や困難について先の議会で取り上げました。その際、参考にさせていただいたのが『LGBTと医療福祉』という冊子でした。

『LGBTと医療福祉』はこちらのリンクでダウンロードできます。http://qwrc.org/2016iryoufukushicmyk.pdf

同冊子で紹介されているだけあって「死別喪失だけでなく、年齢・性・民族・宗教・障害・性指向や性自認などによる差別(自尊心やアイデンティティの喪失)、非婚や不妊などへの社会の不寛容(自己肯定感の喪失)など、直接・間接的な要因に起因するすべてをグリーフと捉えています。(グリーフサポートせたがやさんの言葉)。」という幅広く深い見識をお持ちになられていました。

 

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サポコハウスでは、死別体験をもつ子どもや大人のグリーフサポートプログラムが用意されています。また、子どもたちが思いっきり身体を動かして暴れまわっても良い「火山の部屋」もありました。シロクマのぬいぐるみを抱えていると何故かリラックスし、普段は話さない自身のことも話してしまう時間を忘れる心地いい空間でした。

今、熊本地震で現地は大変なことになっています。今急がれるのは、救援・支援です。そして今後は図らずも身内の方が犠牲になってしまった遺族の方々への継続的なグリーフサポートが必要になってくるとかと思います。

これから30年の間に起こるであろうと予測されている南海トラフ地震が実際に発生した時の救援・支援と共にその後のケアを堺市でも行政として何が出来るのかを勉強していきたいと思います。

この度は、私たちの視察を快く受け入れてくださった世田谷区役所の皆さん、サポコハウスの皆さんありがとうございました。

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サポコハウスのKさんとMさんと記念撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 活動報告

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