「中学校チャレンジテスト」は廃止・撤回を!

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今年最後の本会議での大綱質疑は、主に子育て・教育の分野に絞って質問しました。

質問項目は以下の通りでした。

1.堺市の学校教育・学力向上の取り組みについて
①中学校チャレンジテストについて
②少人数学級について
③学校図書館職員(学校司書)の増員について

2.子ども医療費助成制度について

3.奨学金について
①高校奨学金事業の拡充について
②大学奨学金利子補給事業の創設について

4.学校におけるLGBTなど性的マイノリティの児童生徒に対する配慮について
①研修内容について
②本市の自殺対策推進計画(第2次)(案)について

 

・・・・・・中学校チャレンジテストについて・・・・・・・・

なんと!堺市教育委員会は「中学校チャレンジテスト」について、「府内で統一したテストを実施することは、子どもたちの学習内容の定着状況を客観的に把握する手だてとして有効と考えている」と答弁しました。とんでもない認識だと言わなければいけません。外部テストの結果が判明するのは「2ヶ月後」です。これで日々の指導で「学習内容の定着状況」を把握するには無理があります。しかも、中学3年生は、4月に全国学力・学習状況調査があり、6月には、このチャレンジテストがあります。加えて、中間テスト・期末テストです。こんなテスト漬では生徒に負荷がかかりすぎです。

「中学生チャレンジテスト」について、関係者から問題点がいくつも指摘されています。

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http://challengetest.main.jp/archives/69←中学校チャレンジテスト@大阪

一つめは、【実施の時期】・・・1・2年生は1月ですが、3年生は1学期の6月という早い時期で6月以降の頑張りは内申に反映されません。

二つめは、【チャレンジテストは国語・算数・理科・社会・英語の5科目だけ】・・・体育・美術・音楽・技術などは内申に反映されません。

三つめは、【生徒個人ではなく学校単位で内申点がつく】・・・例えば、学校の評定平均が「4」とつけば得点は40点で、10人単位であれば「5が3人」「4が5人」「3が1人」「2が1人」です。一方、定評平均が「2」ならば、得点は20点。「4が1人」「3が1人」「2が5人」「1が3人」となり、「不利な学校」と決定づけられてしまいます。

四つめは、【中学校生活という生徒にとってかけがえのない人生の一コマが歪められる】・・・テスト結果に自信のない生徒が「みんなの足引っ張ってごめんな」と言ったことも報告されています。

なんと!堺市教育委員会次長は、この四つ目の問いに対して「そのような事象は聞いていません」と答えました。私は「あなた方が情報収集ができていないだけ」「学校現場の実態を十分に把握していない」と厳しく指摘しました。

学校の内申点が高ければ高校入試に「有利」になったり、低ければ「不利」になったりするような事態を放置しておけば、適正な校区配置にも支障をきたし、学校選択制に道を開きかねず、学校と地域のつながりが崩壊する重大な問題を抱えています。

最後に、大阪府公立中学校校長会から府教委に対し提出された要望書を突きつけました。それには、「高校入学選抜方法について、調査書に記載する評定については各中学校に委ねられたい。新たに制度改革を行う場合は、早急かつ事前に本校長会に提示し、意見交換の場を設けるなど、制度設計について十分な時間をかけ、周知してから実施されたい」と、されています。しかし、府教委は学校現場の意見をまともに聞かずに入試制度を変更し、チャレンジテストを実施しています。

当然、怒りの声が上がり「中学校『チャレンジテスト』廃止・撤回を求める署名」運動が沸き起こっています。

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堺市教育委員会はこの声を真摯に受け止め、府教委に対して見直しを強く求めるべきです!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 活動報告

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